ボクと天使と青春中
「へえ~」
上手く隠せたよね?
「あの写真の人お母さん?」
「ん?そうだよ」
爽太が指差してる写真は、薔薇の花壇でアタシとお母さんが写っている写真だった。
「へえ~。鈴ちっさいな、アレいくつの時の?」
ちっさいって・・・。
「五歳ぐらいの時のだと思うよ?」
「鈴は、お母さん似?」
「う~ん?皆にはよくお父さん似って言われるけど・・・どうだろう?」
あんま、母さん似って言われたことはないな・・・そういえば。
「女の子は父親に似るっていうもんな。」
爽太は、納得したように言う。
「じゃあ、爽太はお母さんに似てるの?」
「さあ?」
さあって・・・この人は;
「お母さん綺麗な人だな」
爽太は柔らかな笑顔だ言う。
「うん。アタシの自慢のお母さんだもん!綺麗で料理が得意で~ちょっと、オッチョコチョイだけど優しくてすっごく強い人だった。」
だから、あんな事になるなんて思ってもいなかった。
「お花が好きでね?植えすぎで一時期大変な時もあったんだよ?夏は二人でカキ氷を食べて、また来年も二人で約束・・・して・・ね・・・。」
そう、約束をしていた。今年も食べるはずだった。
「鈴?どうした?!」
「えっ?」
顔を触ると濡れていた。
やだ、アタシ泣いてる・・。
「いや・・・なんでも」
何泣いてんのアタシ、爽たビックリしてんじゃん。
「・・・・」
「どうしたんだろ・・・・アハッ・・何かおかしいねアタシ」
止まって・・・止まってよ!!
「・・・・いいよ。」
「えっ?」
突然、爽たが「いいよ」なんていうから何がいいのか分からなくて戸惑った。
「泣きたい時は、とりあえず泣いとけ(笑)」
「何・・・それ・・。変なの、アハッ・・・アハハハッ」
「たしかに、変だな(笑)」
爽太くしゃっと笑った。
「でも・・・ありがとう」
「おう!」
上手く隠せたよね?
「あの写真の人お母さん?」
「ん?そうだよ」
爽太が指差してる写真は、薔薇の花壇でアタシとお母さんが写っている写真だった。
「へえ~。鈴ちっさいな、アレいくつの時の?」
ちっさいって・・・。
「五歳ぐらいの時のだと思うよ?」
「鈴は、お母さん似?」
「う~ん?皆にはよくお父さん似って言われるけど・・・どうだろう?」
あんま、母さん似って言われたことはないな・・・そういえば。
「女の子は父親に似るっていうもんな。」
爽太は、納得したように言う。
「じゃあ、爽太はお母さんに似てるの?」
「さあ?」
さあって・・・この人は;
「お母さん綺麗な人だな」
爽太は柔らかな笑顔だ言う。
「うん。アタシの自慢のお母さんだもん!綺麗で料理が得意で~ちょっと、オッチョコチョイだけど優しくてすっごく強い人だった。」
だから、あんな事になるなんて思ってもいなかった。
「お花が好きでね?植えすぎで一時期大変な時もあったんだよ?夏は二人でカキ氷を食べて、また来年も二人で約束・・・して・・ね・・・。」
そう、約束をしていた。今年も食べるはずだった。
「鈴?どうした?!」
「えっ?」
顔を触ると濡れていた。
やだ、アタシ泣いてる・・。
「いや・・・なんでも」
何泣いてんのアタシ、爽たビックリしてんじゃん。
「・・・・」
「どうしたんだろ・・・・アハッ・・何かおかしいねアタシ」
止まって・・・止まってよ!!
「・・・・いいよ。」
「えっ?」
突然、爽たが「いいよ」なんていうから何がいいのか分からなくて戸惑った。
「泣きたい時は、とりあえず泣いとけ(笑)」
「何・・・それ・・。変なの、アハッ・・・アハハハッ」
「たしかに、変だな(笑)」
爽太くしゃっと笑った。
「でも・・・ありがとう」
「おう!」