sakura
002

――スタスタスタスタ…


家の前の大きな坂道を、私は全力で走っている。


「どうしよう!入学式から遅刻なんて…。ついてないなあ。」


かばんを背中に背負いながら両手を大きく振り、私は走り続ける。


すると突然…。
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