[短編]桜が散るかの如く
そういって拒む私を無理やり立たせて
いじめっ子たちに向かわせました。


「行ってこい。」


そのまま、貴女は私の背中を押して帰るのです。
そりゃもう私はボコボコに殴られました。


「ひどいなぁ文子ちゃん…」


私は体中に出来たケガを見ていつも呟きました。
でも私は貴女が好きでした。


「いてて…っ!」


お風呂に入る時は痛くて痛くて…(笑)
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