ノストラダムスは女子高生
「 ………… 」
「 なおかつ
適当に疲れてアイヅチうってれば
聞いてるの?!って喧嘩になったりする
それで切れば、冷たい彼氏
=仕事出来てもサイテー男
寝ないで優しく朝まで相手して
会社に行って、成績は散々
=優しいけどデキナイ男
どっちの彼氏になっても
結果、モンクいうからな
―― ムリだっつーのそんなん
そういう事もちゃんとわかって
会える時、思いきり楽しめる関係
それが対等
大人になっても、これ出来てない人多いし
だから俺は今、
特定の彼女作ってないんだよ
… それとも
やれれば幸せ、って、
そういう今時のクチか? お前も 」
青戸は顔を真っ赤にして、
フロから飛び出した
次には玄関をガタガタ開ける音と
藤本の、彼女を呼び止める声
一応、玄関前まで向かった
「 …優しくしてあげて下さいって
僕 言ったじゃないですか
―― 何があっても知りませんからね? 」
責める様な藤本の目
コンビニの、冷たい袋を押し付けられて
そのまま藤本は、玄関を飛び出して行った