ノストラダムスは女子高生







「 … 何でとか、何が不満だとか


言わなきゃ判らないのは
おまえ達も一緒じゃないか




――― 俺は自慢じゃないが
まだアキラに、未練たっぷりだ

茶碗そのままにしてんだから
…その位、わかれよアホ






そしてリルカ



何度もいう様だが
俺は基本、年下に興味はないし
女子高生に囲まれたくて
教員免許を取ったわけでもない



… そりゃ
短いスカート履いてりゃ目も行くが
どちらかと言うと、
" 寒くねえのかな "って方向だ




…おまえがいい子なのは
ちゃんと知ってるけどな 」






「 ―― 先生、助かりたくないの?!

言う事聞けば、
助けてくれるっていってるし


それに、わ、私が泣くと、
地球、大ピンチになるんでしょ?!

―― そしたら先生が好きな熟女だって
みんな居なくなっちゃうんだよ?! 」








「 ―― 地球が崩壊しようが
全人類滅ぼうが、熟女が消えようが


ずっと連れ添う伴侶として
どうしてもリルカを見る事は出来ない




… それに


おまえの傍に、
俺は居てやれないから 」






「 … なんでよ!!!

こ、この熟女の事…


―――― そんなに好きなの?! 」







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