ノストラダムスは女子高生
「 …… 藤本 」
「 はい 」
「 … おまえは、
もちろん判ってたんだよな 」
「 ――― はい 」
「 …藤本先生も、なにいってんの 」
「 そしてアキラ
…… この感じだと、あの日か
リルカかと激突した日に
死んだ筈の俺と出会って
きっとこの計画を、思い付いたんだろ 」
「 …ば、馬鹿じゃないの?!
そ… そんなわけ、ないじゃないの!! 」
「 … そんなぐちゃぐちゃな状態で
泣かれながら言われても
何も説得力ねえぞオイ
それにおまえ、
実家も化学も、大嫌いだったし
… 責任感じてるなら
もう、気にしなくていいから
俺がドジだっただけだ 」
「 ―――… だって 」