【短】アイシテル
女は、一人、部屋の隅で言葉を言いつずける・・・・・

「なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで私はこんなにも貴方のことを愛しているのに貴方はわたしのことが嫌いなの・・・
そんなのいやよ!あなたは私の物よ誰にも渡したりしないわ・・・・・・・・・・・・・・・・もし貴方が私のもとを離れるというのなら・・・・・」

女が言葉を言いながら、おもむろに立ち上がり台所の方に足を運ぶ下の棚から明りに反射して光るものを出し袋の中に光るものを入れて玄関の方まで行くそして・・・扉を開け外に出ていった。

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