太陽のかおり
体育の時間が始まった。
創平くんはこなかった。

創平くんは体操服を着て私と話していた。
ちゃんと授業出るつもりだったんだろうな。
ごめんね、創平くん。
あんな態度とって。


体育なんてどうでもよかった。
創平くんがいない授業なんて面白くなかった。

私の心の中のモヤモヤは、深い深い闇になった。
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