とある女の子の物語



「もうレイとは会えない。ごめんなさい。今日で最後にしましょう。」


マリアは自分から別れを切り出した。


「なんで?」


「会いたくないから。」


マリアは嘘をついてしまった。


レイはマリアに微笑みかけた。

「わかった。マリアがそういうなら、俺はそれに従うよ。でもねこれだけはいわせて。これが俺の気持ちだから…」


そういってレイは帰ってしまった。
マリアの手に赤いラズベリーのような実を落として…
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