俺と私の秘密の関係☆
モテてる?
誰が?
「なにこの子やっぱ鈍感!?」
「鈍感じゃなーい!!」
私が怒鳴ったその時
ドカッ
「るせぇ!!」
また声がした。とても大きな声だ。
「「きゃぁぁぁあぁぁぁ!?」」
私と美菜は声をあげた。
「て…あれ!?夜月君じゃないあれ!?」
夜月君?
「誰それ?」
初めて聞いた名前だ。
「はぁ!?アンタ知らないの!?この学校じゃ有名よ!?」
有名?
有名人?
「知らないよ」
美菜は「嘘!?」と声をあげた。
「あ?誰だテメェ等…」
夜月君という人がこっちをむいた。
「ヤバ!?アタシ先教室帰るね!」
美菜は走り去っていった。
「美菜!?」
追いかけようとした…だけど無理だった。
ガシッ
「おい。どこいくきだ。」