人気者彼氏と声優彼女


「もぅーたっくんも可愛いよー」


たっくんは司くんに、「向こういっとけ」っていって抱きしめてくれた。




「いい匂い~」

たっくんの匂いをかいでみる。

落ち着くなぁ。



「紗耶香変態なった?」

笑いながら私にいってくる。


「違うよ!!たっくんのバカ」

「俺にバカって言っていいわけ?ご飯食べたらお話しようなっ」


なんか怖いっ!!


ご飯食べ終わりたくないな。



「いくぞ。あっ紗耶香好きだよ。言ってなかったから。」


すぐ赤くなる私の顔。


「私も…好きだよ?」


小さな声で言った。




聞こえたのかな?


反応ないけど。


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