人気者彼氏と声優彼女


最後の方はちゃんと
目あわせてくれたな~。


よかった。



「たっくんっただいま!」
「おぅ。」

「私は離れないから安心してね?アフレコしてくるから、あっちの椅子に座って待ってて?」



私さ台本をとってマイクの前にたった。


後ろから感じる視線。


振り返るとたっくんが優しそうな目で笑ってくれた。




でもいつもより緊張する…。





うわぁーー


ダメだっ


集中できないよー




今日のアフレコはいつも以上につかれる…。



もうたっくん連れて来ない!!




「さっ帰る?」


「ん.紗耶香の声やっぱ可愛い…。聞けてよかった。」



きゅん


そんなこと言われちゃ…


「また来ようね?」


そういっちゃうじゃん。



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