人気者彼氏と声優彼女
「おはよ~成先」
「おはよ。今日は家か?」
「まぁな」
適当にごまかす。
そのまま河合の後ろの席に座った。
付き合ってまだ、2日目か~…
いつまで続くかねぇ~。
「っはよ、放課後な?」
河合に声をかけてから座る。
授業うけるのがダルくてずっと寝てた―――。
トントン
「神田くん?」
「ん?」
あれ?ここどこ?
あっ学校か…。
ボーっとする頭を使って考えた。
「なんで、河合しかいねぇの?皆は?」
「帰ったよ?もう4時過ぎだもん。」
4時過ぎ??
俺どんだけねてたわけ!?
「ケータイ光ってるよ?」
そういわれ、開くと23件。
見ると全員クラスのやつだった。
『ねすぎ~』
『おやすみー』
『どんだけねんだよ!!』
とか…。