人気者彼氏と声優彼女
学校に行くと一番に河合と喋る。
もちろん下校は一緒。
好きって気づいてから河合が可愛いくて仕方ない。
俺達っていつまで、『神田くん』と『河合』なんだろ。
「なぁ、紗耶香…」
「///!?なんで名前っ!?」
予想以上に顔を真っ赤にしてる河合。
ヤバい。可愛い~
抱きしめてぇ。
人気のないところへ連れていった。
「なっなに?」
そっと河合を抱きしめる。
「なぁ紗耶香って呼んでいぃ?」
「うんっ!!」
抱きしめたまま話した。
「私も達也…たっくんでもいい?」
「うん。」
たっくんか…。
なんか照れるな。
「私、たっくん…のこと裏切らないから。」
「!?なんでいきなり?」
「蒼伊くんに聞いた。」
ドキッてした。
俺がそのあと荒れたこともきいたかな。