人気者彼氏と声優彼女
「そっか…。」
「遊びとかじゃないから、たっくんも遊びとかは止めてほしい…です。」
俺はさらにきつく抱きしめた。
「約束する。」
そういってキスをした。
同じ思いの好きなやつとするキスってこんな温かいんだな…。
初めて知ったかも。
これからは大事にするから。
ずっと傍にいてな?
それから初めて手を繋いで帰った。
俺らの顔は赤くて、初めて付き合ったカップルみたいだった。
紗耶香は嬉しそうにしてたけど。
「たっくん顔真っ赤だよ?」
「うるせぇ//」
「あははっ」
「笑うなって…」
俺はそっと紗耶香にキスをした。
「///!?なんで今っ?」
「紗耶香が悪いんだよ、バーカ。」
「ひどっ//」
仕返しに耳まで真っ赤にしてやった紗耶香は俺の手を握って俯きながら歩いていた。
「ごめんな?可愛いくてからかいすぎたっ。」
「もぅ…。へへっ」
いきなりニヤけだすし…。
よくわかんねぇけど一緒にいて楽しい。