人気者彼氏と声優彼女
「ねぇ、悠ちゃんは彼女さんとどうなの?」
「どうって…。順調だけど?」
「そっか~。私も順調っ」
「さーちゃん恋人いんのか?へぇ。」
「いるよ…。でも声優の仕事のこと言ってない。」
「悩んでる?」
「…うん。」
「自分でゆっくり考えな?答えがでねぇときは頼れよ?」
「ありがとうっ」
悠ちゃんにはよく相談をする。
もう27歳の悠ちゃんは私にとって頼りになる兄的存在。
とてもよくしてもらってます。
それから取材をうけて、ラジオをして家に帰った。
「紗耶香お疲れっ!!」
「ただいま~」
お母さんはいつも私の帰りを起きて待っていてくれる。
ありがたいな。
それから寝る用意をしてベッドに座った。