人気者彼氏と声優彼女
「あっ…あの…大丈夫ですか?」
「えっ…」
パッ目を開けると河合がいた。
なんか落ち着く声。
「うなされてたので…。
ごめんなさいっ勝手にカーテンあけちゃって!」
「全然…」
「河合はなんでここにいんの?」
「あっ…えっと…お腹痛くて…」
そう苦笑いをする河合。
「心配してくれてサンキュー。」
「あっうん。」
そして河合は隣りのベッドにねた。
カーテン一枚向こうには
河合がいるんだよな…。
にしても、あの夢見るとか…最悪だし。
恋をしなくなった原因。
いや、したいとは思う。
だけど、怖いんだ。
うらぎられんのが…。
河合ってうらぎんのかな…?
って、俺河合と付き合う訳でもないし。
変なこと考えんなよ俺!!
「戻るか…」
俺は保健室をでた。