人気者彼氏と声優彼女


「お前らまたサボりか?まぁ、途中参加だけ偉いなっ」


おっ!


説教じゃなく褒めたっ!


すげぇな。


「席すわれ~」

「「はーい」」


俺らの担任の成宮先生は
優しいと思う。


俺は成先が好きだな~。



しばらくして保健室から帰ってきた河合。


河合は俺の前の席。


「河合もぅ大丈夫か?」

「うんっありがとう。」


その笑顔…


かわえーのぉ~



顔もいいけど、声が可愛い。


ヤバいくらいに。



「なぁ河合さ…」

「えっ?」


好きなやついんの?

って聞きそうなったし。

「あっ…その…もういーや」

「え~どうして?」


そんな楽しそうな顔すんなよっ…


「聞きたいわけ?」

「もちろんっ」


なんていうかなぁ~

「あのさっ」

「そこうるさいからっ!
授業できねーよ…」

「成先はいつもまともにしねーじゃん。しかも今、河合と話してんの。」

「しらねーな。今まともにやってんだよ…だからだまれっ」


クソ教師が!


< 7 / 163 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop