桜、咲く頃会いましょう。


今日の土方さんは少し変


なにか変なものでも食べさせられたのかも…



「桜子ちゃん、僕やっぱり平助でも誘っておつかい行ってくるよ」

「でも…」

「いいからいいから。それに土方さんから大事な話があるって」

「え?」

「おい、総司余計なこと…」



土方さんが私に話?



やっぱり急ぎの用事だったんだ!!


「土方さん、お仕事だったらなんなりと!」

「あはははは!!君って面白いね」



なぜか総司さんに笑われた…



じゃあ僕はもう行くからと言って行ってしまった




その時総司さんがなにか土方さんに耳打ちしていた


耳打ちされるやいなや土方さんの顔がみるみるうちに赤くなった



「お前…後で見てろよ」



土方さんの後ろにものすごい殺気が見えた気がした



「俺の部屋行くか…」



そのあとは終始無言だった土方さんの後ろをついて部屋に向かった


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