桜、咲く頃会いましょう。


夕餉を終えて部屋に戻ってきた桜子にさっき気になったことを聞いた



「桜子、お前年いくつだ?」

「私ですか?二十歳ですけど…」



二十歳…


俺と何歳はなれてるんだよ…



まさかそこまでとは思ってなかった…




「土方さん?」

「いや…今日は早く寝るか?」

「はい…私もう眠いです…」



俺も疲れたな…



「なんでそんなに布団離してるんだよ?」

「いや、なんだか…はい…」



いつもは普通に隣に敷いてるのに…



無理矢理隣に引っ張ってきた



「寝るぞ」

「うぅぅ…」



今日知ったことは桜子を怒らせると怖いということ



桜子はこんな俺を信じると言ったから



俺も信じたい


無駄な嫉妬なんかする必要なんてねえ



でもそれはやはり無理なようで次の日桜子と話していた総司に苛々した


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