桜、咲く頃会いましょう。


そのあと洗濯を済ませて部屋に戻ると


土方さんが机に突っ伏したまま眠っていた



昨日も仕事が残っているからと言って遅くまで起きていたようだし…




寝不足かな?



「土方さん?こんなところで寝てしまったら風邪を引きますよ?」

「んー…」



返事はしてくれるのにいっこうに起きる気配はない…



仕方がないから土方さんを無理矢理押し倒してその上に布団をかけた




土方さんが起きたのはそれから半刻もたたないうちだった




「やべぇ!!寝ちまった…」

「あ、おはようございます」

「俺どのくらい寝てた?」

「半刻も寝てませんでしたよ?」



半刻も寝ていないのに大急ぎで仕事を片付けて隊服を着てどこかに行ってしまった



あまり寝ていないのに…



そんな土方さんの身体が心配だ…


今日は体力のつくようなご飯を作ろう


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