桜、咲く頃会いましょう。
第十三夜 真実と夢の狭間で
【桜子】


自分に無理を強いて風邪を引いてしまったけれど…



それもしっかり完治した



今回風邪を引いたことで無理のし過ぎはいけないということに気づいた




それは私が辛いだけではなく、土方さんにも迷惑と心配をかけてしまったから




土方さんには余計な気を使わせたくはないから体調管理はしっかりしようと心に誓った





その土方さんはと言うと朝早く仕事だと言って屯所を出ていった



夜までには帰ると言っていたけど、私はそれまで暇になってしまった



お昼寝でもしてようかな？



そう思って布団を敷き始めたら部屋の外から声が聞こえた




「桜子ちゃん今ちょっといい？」

「沖田さんですか？少し待ってもらえますか？」

「うん、準備できたら呼んで？」

「はい」




沖田さんに少しだけ待ってもらい敷き始めた布団をたたんだ


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