桜、咲く頃会いましょう。
右隣りは永倉さんで、左隣りは…藤堂さんだ…
「その…よろしくな?さっき挨拶出来なかったし…。」
「あ、はい!!」
確か、藤堂さんは女の人が苦手だって言ってた…
「俺の事は平助って呼んで。」
「えっ!?でも…。」
「みんなそう呼ぶから。それに歳近そうじゃん?」
そういわれてみれば、幹部の人達の中で藤堂さんが一番若い…
「な?平助でいいよ。」
やっぱりちょっと戸惑ったけど…
「はい。わかりました。よろしくお願いします、平助くん。」
なんかちょっと気恥ずかしいや…
「それと、敬語もなしな。」
「…わかりま…分かった。」
「それでいいんだ。よろしくなさくら。」
藤堂さん改め平助くんはとっても喋りやすい人でよかった
なんとかやっていけそうです。
だから…
父様、母様もどうか無事でいて