桜、咲く頃会いましょう。
第四夜 動き出す時間
【桜子】
時は流れ、まだ胸は痛むけど徐々に思い出にできている父様たちのこと
それはきっと新撰組の皆が優しくしてくれたから…
私ももう泣いてなんかいられない
みんなに恩返しがしたい
「お、桜子。いいところに来た。」
「土方さん!隊務お疲れ様です。」
「あぁ。ちょっと頼みがあるんだか…」
「はい?何でも言ってください!!」
「五寸釘と蝋燭持ってきたくれねえか?」
五寸釘と蝋燭?
何に使うんだろう?
でも、役に立てるんなら
「わかりました!!」
でも蝋燭ってどこにあるのかな?
倉庫?
「永倉さん!!」
「お、サクラ。まだ慣れねえな、その姿。」
「えっと、五寸釘と蝋燭はどこにありますかね?」
ピシッと固まってしまった永倉さん
「お前、そんな物騒な物何に使うんだよ?」
「あ、私じゃなくて土方さんが…」
あぁと頷いて永倉さんは理解したみたいだけど、私にはまったく解らない
時は流れ、まだ胸は痛むけど徐々に思い出にできている父様たちのこと
それはきっと新撰組の皆が優しくしてくれたから…
私ももう泣いてなんかいられない
みんなに恩返しがしたい
「お、桜子。いいところに来た。」
「土方さん!隊務お疲れ様です。」
「あぁ。ちょっと頼みがあるんだか…」
「はい?何でも言ってください!!」
「五寸釘と蝋燭持ってきたくれねえか?」
五寸釘と蝋燭?
何に使うんだろう?
でも、役に立てるんなら
「わかりました!!」
でも蝋燭ってどこにあるのかな?
倉庫?
「永倉さん!!」
「お、サクラ。まだ慣れねえな、その姿。」
「えっと、五寸釘と蝋燭はどこにありますかね?」
ピシッと固まってしまった永倉さん
「お前、そんな物騒な物何に使うんだよ?」
「あ、私じゃなくて土方さんが…」
あぁと頷いて永倉さんは理解したみたいだけど、私にはまったく解らない