破壊から生まれたもの【実話】
それから、 何日かして……
コウにメールを送った。


『さっきまで悲しみのどん底だった。
私は何なんだろう…?
もう…また、人生という迷路に迷っているよ。
タドリツケナイ…歩いても、歩いても』


メールが鳴った!




『サヤのココロが帰る場所になりたいといつも思ってる』



なんで貴方は、いつも私がほしい言葉をくれるの……
涙で画面が濁って、返信を、その日は返す事ができなかった。

次の日…


『コウと同じ空の下、同じ季節を感じれるなら、どうってことないよね』


そのメールを、送ったあと、しばらくメールするのを、我慢した。


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