昔も今も君が好き。
その後、私達は明るさを取り戻して他愛もない会話をして家に帰った。
私は、部屋で翔に抱き締められたのを思い出して胸が苦しくなった。
――翔の事がどうしようもない位大好き
これから先、翔に彼女が出来てしまったら私はどうするんだろう。
正直耐えられる自信がない。
今までだって翔が告白される度に醜い嫉妬を繰り返していた。
翔も私を好きだったら良かったのに……
そんな事を考え眠りに着いた。