+.逆デビュー.+
杏「行って来ま~す」
急いで青葉学園に向かった。
〝青葉学園に着いたのはいいけど
道わかんないよぉ-↓↓
どうしよう!?
あっ!!あそこに人発見!
話しかけてみよう〟
杏「あの ― すみません ――」
?「………………」
〝んッ??えっ無視!!
無視はさすがに傷つくなぁ~↓〟
私は男の人の袖を引っ張った。
杏「グィッ……あのッ!!」
?「!!ッ…………」
?「んっ?どうしたの?」ニコッ
〝何かこの人の笑顔ウソッぽい…〟
杏「えっと、体育館って何処ですか?」
?「えっ!体育館ならそこを右に行っ
て真っ直ぐ行った所にあるよ」ニコッ
〝あっ!またあの笑顔…〟
杏「ありがとうございます!
あっ!後、無理して笑わなくても
大丈夫ですよ?」
?「!!ッ………」
男の人は一瞬目を見開いた
杏「それじゃ、ありがとうございました」
〝急がないと入学式間に合わない!〟