ピュア☆ラブ


「……来たの」


小さく呟くような声で
香澄が答える


「え?何が、来たんだ?」


「隼人の…元カノだっていうヒト…」


元カノ…って…


「どんなヤツ?」


「真崎久美子って…ヒト…」


う…

その名前を聞いた途端
俺は、
自分の過去をこれほど後悔したことはなかった


久美子とは、
いわゆる、セフレ
と、思ってたのは、俺だけで…

別れるのが、
一番やっかいだったオンナ…
< 41 / 80 >

この作品をシェア

pagetop