ピュア☆ラブ

「で…なんか、言ったのか?」


「……」


香澄は、俺の顔を見ようともしない…



「香澄…
怒らないから、
言ってくれないか…?」


じっと、香澄の顔を
見つめてると…


伏せていた瞳は、
俺の視線に乗り、


「隼人の…

隼人の子供だって…

2歳になるかならないかの女の子
連れてた

違うわよね…?

私、隼人を信じていいんだよね?」


久美子のヤツっ!
一体、なにが目的なんだっ?!


「当たり前だろっ!!

久美子とは、キッパリ別れたし、
俺の子なんかじゃないっ

確かに、香澄と出逢う前は、
遊んでたけど、
避妊はちゃんとしてた

ウソじゃないっ!」


細い香澄の両肩を掴み
香澄の瞳に
訴えた
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