ピュア☆ラブ

「珠樹、どうしたらいいと思う?」


仕事で忙しい珠樹に、
無理を言って
時間を作ってもらって
珠樹の会社帰り、
居酒屋で落ち合った


俺の大学時代の
付き合ったオンナ、
ほとんど知ってる珠樹は
久美子のことも
話しだせば、思い出してくれた

そして、

この一カ月の間の
事の始終を話した


「久美子って女、
俺、会ったコト、ないよな?」


「いや、一度は、あるぜ?
お前が、俺のマンション来た時、
ベッドにいた…」


「ったく…
そんな時なんて、顔なんてハッキリ見ねぇよ…

お前のコじゃないって、
確信はあるんだよな?」


「もちろんだって!!
オレ、いつだって、
できねぇように、してたからなっ!

学生ン時に、
責任なんて、取れやしねーじゃんっ」


珠樹だって
わかってるハズ…

ただ、確認の意味で
言ったんだろう







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