BUMP!!



「…ぬりぃな。俺は世界の頂点、


…いっちゃうけど?」


口端が上がるのを感じながら、冗談なんて何一つない口調で答える。


すると理緒は目を見開いたあと


「―…上等だ。」


…嬉しそうに目を細めて、手を差し出した。



俺はその手を掴むと



互いに"よろしくな"と、笑った。





< 13 / 18 >

この作品をシェア

pagetop