恋心♥上昇↑↑
ミサコside

「じゃあな。」

カエデがサヨナラしてきた。

2人って・・・。

2人にしないで欲しい。

2人はチョットアレだよ。

ってかさっきの涙は何!?

ゴミが入ったのは嘘でホントは超笑ってるんじゃないの!?

って思ってます。

そんなことより、カエデを引き止めなければ、

「カエデも一緒に・・・ね?」

少しダダをこねる子供っぽく言ってみたけど通用しなかった。

「悪ぃ。用事あんだわ。」

カエデはそう言うと走り出した。

しかも超速いの。

「待って・・・。」

アタシの声はカラスの鳴き声に消され儚く終わった。

もっと大きな声で言ったら気づいてくれてたのかな?

「ミサコちゃん?」

ケイタくんの声でケイタくんの存在を思い出した。

アタシ超酷っ。
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