恋心♥上昇↑↑
席が近いだけでこんなに嬉しいものなのか~。

「なぁーにニヤニヤしてんだよ?」

急にカエデの声が上から降ってきてビックリしちゃった。

「に、ニヤニヤなんか、してないもんっ!!」

慌てて顔を両手で隠したら、カエデが笑った。

「な、何で、わ、笑ってんの????」

動揺しまくり。

「いや?可愛いなと思って?」

カワイイ!?

「何言ってるの?アタシ、かわいくないよ。」

「可愛いから♪」

カエデが耳元でそんなこと言うから、顔が赤くなるのが自分でも分かった。
< 72 / 83 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop