溺愛ダーリン&愛しのハニー

 「うん…大丈夫だよ…。それよりもいいの?授業」


 「あ…ああ~」


 武士の声は途切れ途切れ…かなり全速力で駆けて来た様子。



 「武士……瞳が緑と黒の男の子と遊んだことある?」



 武士も冬子も私の幼なじみ。



 小さい頃、幼稚園も一緒だったのでよく家の近くの空き地で遊んでいた。



 ダーリンとも面識があると思い…聞いてみた。


 「何で!?俺たちのことは記憶になくて…『モンスター』のこと記憶にあるんだ」



 「えっ!!?」


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