溺愛ダーリン&愛しのハニー

 私はダーリンに抱きついた。


 私の求めていた温もり……。


 私はダーリンの胸に頬を強く押し当てた。

 ダーリンの生きている証…心臓の鼓動を確かめる為に…。



 「ハニー…」


 「……ダーリン…会いたかった……。もう二度と会えないと思っていたから」


 「……俺も…ずっと…会いたかった」



 胸に押し当てた顔を上げて、ダーリンを見つめる。



 でも涙で霞んでキレイに見えない。


 

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