溺愛ダーリン&愛しのハニー
逆光で顔は見えなかったけど…かなり背が高い。


差し伸べられた手を掴み、私は立ち上がる。


この学園の生徒ではない。


「私は椎名財閥の当主椎名珪さまの執事…室雨濠(ムラサメゴウ)と申します…
あなたが川瀬ハニーさまですね」


「え…まあ…そうですけど」


「私と一緒に来て下さい…川瀬雷蔵さまもお待ちしております」


叔父様の知り合い??


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