*+.。holy fountain and wish。.+*



一方、彼は…、


「…俺は、思ってないけどね…というか思わないし」


顔を隠しながら、こんなことを言っている。



「まぁ、椎みたいな宇宙一の究極鈍感には、わからないと思うけど」



意味深なことを言って、溜息をつく。


そして、その瞳の先で、沈んでいる彼女をみながら―――――。




< 13 / 20 >

この作品をシェア

pagetop