*+.。holy fountain and wish。.+*
蒼白い月夜に照らされた泉は、白く輝く。
「ねぇ、瀞璽君」
「なぁに?しーちゃん」
小さな少女は、悲しそうに顔を伏せながら、
「ずっと、ずっと一緒だよ…?」
震える声で、声を細く出す。
心配する少年は、顔を覗く。
「しーちゃん…?」
「一緒だよねぇ?」
ポロポロと涙を流しながら、少女は泣いていた。
泉の目の前で、静かに照らされながら。
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