【短編】Christmas Present
「じゃあ、確認する。
お前、俺好き?」
「だからさ、あんたに避けられるの覚悟で私好きって言ったよね?」
「わかった。」
ちょっと、確認するって言って、あんたの気持ち聞いてないんだけど。
一方的に言わせてそれっきり?
ため息をついて、私は待った。
待たなきゃこの馬鹿男は言わないし。
「なぁ、俺の彼女になっても耐え抜けるか?」
「何に?
突然耐えられるかなんて訊かれて、はいとか言えない。」
「会えないぞ。」
あぁそれか。
「うん。
だって今までだってあんまり会ってなかったじゃん。」
「じゃあ、ドラマみたいなオシャレなデートも諦める?」
「うん。
だって、拓都は出かけるたってよくて遊園地の絶叫系でしょ?
カラオケなんて期待してない。」
「じゃあ、男どもの冷やかしや女の視線に耐えられるか?」
「あのさ、そこは俺が守るとか言う場面じゃない?
耐えられるかなんて訊かないでよ。」
拓都は、指折り質問を考える。
そんなに誓わされるのもどうなんだ。
でも拓都なりに私をがっかりさせないように頑張ってるのもわかった。
……こんな意味不明なアクションでわかる私もどうなんだ。
「もう、いい?」
「あ?」
「確認事項、終了でいい?」
「ああ。」
「じゃあ、拓都の返事聞かせてよ。
私がこんな覚悟決めて言ったのに、拓都は何も答えてない。」
わざわざ言わせんのかよ、と不満げな顔。
お前、俺好き?」
「だからさ、あんたに避けられるの覚悟で私好きって言ったよね?」
「わかった。」
ちょっと、確認するって言って、あんたの気持ち聞いてないんだけど。
一方的に言わせてそれっきり?
ため息をついて、私は待った。
待たなきゃこの馬鹿男は言わないし。
「なぁ、俺の彼女になっても耐え抜けるか?」
「何に?
突然耐えられるかなんて訊かれて、はいとか言えない。」
「会えないぞ。」
あぁそれか。
「うん。
だって今までだってあんまり会ってなかったじゃん。」
「じゃあ、ドラマみたいなオシャレなデートも諦める?」
「うん。
だって、拓都は出かけるたってよくて遊園地の絶叫系でしょ?
カラオケなんて期待してない。」
「じゃあ、男どもの冷やかしや女の視線に耐えられるか?」
「あのさ、そこは俺が守るとか言う場面じゃない?
耐えられるかなんて訊かないでよ。」
拓都は、指折り質問を考える。
そんなに誓わされるのもどうなんだ。
でも拓都なりに私をがっかりさせないように頑張ってるのもわかった。
……こんな意味不明なアクションでわかる私もどうなんだ。
「もう、いい?」
「あ?」
「確認事項、終了でいい?」
「ああ。」
「じゃあ、拓都の返事聞かせてよ。
私がこんな覚悟決めて言ったのに、拓都は何も答えてない。」
わざわざ言わせんのかよ、と不満げな顔。