【短編】Christmas Present
哀しくなってくる。



特別私が何をしたわけでもないのに、拓都は私を遠ざけ始めた。



いつだったかな…?



中学くらいかな?



同じ高校に入ってから、拓都は確実に線を引いた。



どうしてなのか、わからない。



以前は私が冷たいくらいだったのに。



いつの間にやら立場逆転だ。



楽しげに話す二人を、恨めしく見ながら、私は黙って足を動かした。















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