幼馴染
「俺さ?好きな人がいるんだ」
「え・・・・・・」
あたしは黙り込んだ。
だって、陸に好きな人がいるなら勝ち目なしじゃん…
「だ、誰なの?」
あたしは泣きそうなのを我慢して聞いた。
陸の好きな人・・・その人は誰なの?
「俺、優が好きだ。」
優というのは、あたしたちの中で一番モテる人。
優は性格も顔もいい。
でも、女子としては優はムカつく相手。
あたしも優のことが嫌いになった。
まあ、特に話さないけど~
てか、陸の好きな人が優とはねぇ・・・
「ふ~ん。あたしなんかダメじゃん。」
あたしは小さい声で言った。
陸はクルッと回って振り向いた。
「みなみは好きな人いないのぉ?」
ニコニコして聞いてくる。
実にムカつく・・・
「いますよぉだ!!」
「なにキレてんの?あー、あの日とかぁ?」
ニヤニヤして聞いてきた。
―――パチンッ―――
乾いた音が響いた。
「馬鹿・・・陸なんて知らない!!」
あたしは泣きながら走った。
めっちゃ早く走ったつもりだったけど捕まった。
そりゃ、陸上部だもんね・・・早いに決まってるかぁ!
「え・・・・・・」
あたしは黙り込んだ。
だって、陸に好きな人がいるなら勝ち目なしじゃん…
「だ、誰なの?」
あたしは泣きそうなのを我慢して聞いた。
陸の好きな人・・・その人は誰なの?
「俺、優が好きだ。」
優というのは、あたしたちの中で一番モテる人。
優は性格も顔もいい。
でも、女子としては優はムカつく相手。
あたしも優のことが嫌いになった。
まあ、特に話さないけど~
てか、陸の好きな人が優とはねぇ・・・
「ふ~ん。あたしなんかダメじゃん。」
あたしは小さい声で言った。
陸はクルッと回って振り向いた。
「みなみは好きな人いないのぉ?」
ニコニコして聞いてくる。
実にムカつく・・・
「いますよぉだ!!」
「なにキレてんの?あー、あの日とかぁ?」
ニヤニヤして聞いてきた。
―――パチンッ―――
乾いた音が響いた。
「馬鹿・・・陸なんて知らない!!」
あたしは泣きながら走った。
めっちゃ早く走ったつもりだったけど捕まった。
そりゃ、陸上部だもんね・・・早いに決まってるかぁ!