【短】あのね、好き・・・











「ちあ!!!!」







開いた倉庫の扉の向こうに

あたしの大好きな拓斗くんの姿があった。



息は切れていて、吐く息も白い。

そして冬なのにすごい汗をかいている。







「拓斗くん・・・」






その姿を見ただけで

さっき止まったはずの涙が、また流れてきた。





それと同時に、ものすごい罪悪感が沸いてくる。








風邪引いてるのに・・・・・・


無理させたの、あたしじゃん・・・













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