続☆オカマに恋した☆
「わかった」
今にも消え入りそうな莉紗さんの声。
「愛に謝らなきゃいけないの……ほんとは私の方なんだよね。
あの日無理やり……」
莉紗さんの声が途切れた。
アタシは顔をそっと上げた。
ヒラヒラと莉紗さんのフリルのスカートだけが風で揺れてる。
「ごめんね…ほんとごめん。
もう、しつこく連絡もしないし、こうやって会いにも来ないから」
莉紗さんの言葉に、アタシは何も言えなかった。
何も……。
情けねぇ……。
被害者だとばっか思ってたけど、莉紗さんを傷つけたんだよね……アタシは。
ただ莉紗さんの後ろ姿を見送るしかなかった。
アタシは心配して待ってくれてた遥達と帰れなくて…とても無理…。
浮かれてる文化祭気分の奴らとすれ違いながら、一人先に帰った。
どんな言葉で、誰に話したらいい?
誰に相談したらいい……
誰か……。
今にも消え入りそうな莉紗さんの声。
「愛に謝らなきゃいけないの……ほんとは私の方なんだよね。
あの日無理やり……」
莉紗さんの声が途切れた。
アタシは顔をそっと上げた。
ヒラヒラと莉紗さんのフリルのスカートだけが風で揺れてる。
「ごめんね…ほんとごめん。
もう、しつこく連絡もしないし、こうやって会いにも来ないから」
莉紗さんの言葉に、アタシは何も言えなかった。
何も……。
情けねぇ……。
被害者だとばっか思ってたけど、莉紗さんを傷つけたんだよね……アタシは。
ただ莉紗さんの後ろ姿を見送るしかなかった。
アタシは心配して待ってくれてた遥達と帰れなくて…とても無理…。
浮かれてる文化祭気分の奴らとすれ違いながら、一人先に帰った。
どんな言葉で、誰に話したらいい?
誰に相談したらいい……
誰か……。