続☆オカマに恋した☆
「……」

 ただ頭を抱え、瞳を閉じるだけだった。



こんなにも、莉紗さんと向き合うことが大変だなんて。



話・はなし・ハナシ・そんなにダイジ?



俺には妊婦の気持ちわかんない。



こんな俺が父親に…認知する。



なんて間違ってたのかもしんない。



まだしてないから、莉紗さんのお母さんからは、認知の話で責められてる。



未成年でも認知できるから。



 俺にとっては、電話以外にもっと他にやることある。



美容の技術一つにしたって俺は莉紗さんみたいに、すぐ習得なんて出来ねぇし。



ひたすら、体が覚えるまでに時間がかかる。



繰り返し人の何倍もやんなきゃだし。



学校の提出物だって…テストだってある。



カトゥと寄り道だってしたい。



友達だって大事だし。

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