続☆オカマに恋した☆
結局テスト勉強に集中なんて出来るわけもなく、ざんざんな結果だった。
なんとか赤点はまのがれたものの。
この時期でこんな成績じゃ推薦は無理かもな。
専門とはいえ。
ふと窓ガラス越しに映った自分…気づけばいつもうつむいてる。
前はこんなじゃなかった。
もうちょい、胸を張って歩いてた。
今はただ、遥を視線で追いたくなくて…追っちゃう自分が嫌で。
遥の視線も感じなくなってきた。
これで良かったんだ…そう思いたかった。
遥がクラスの男子と仲良く話ししてても、ただ視線をそらすことしか出来ない。
この先遥に彼氏が出来ても…