続☆オカマに恋した☆
「一ノ瀬がいるのに…」

 ぼそっと俺はつぶやいた。


めっちゃ怖い質問してる。


どんな答えが返ってくるのかわかんない。



「えっ?」

 驚いた口調で遥は言った。


「一ノ瀬と仲イイじゃん。最近」


「一ノ瀬君には、美大受験の進路相談のってもらってただけ」


「えぇっ!!」

 心臓が大きく波を打つ。
< 212 / 384 >

この作品をシェア

pagetop