続☆オカマに恋した☆
俺は振り返る…―

心配そうな遥の瞳と目が合う。



こんな顔させる為に別れたんじゃない。



――別れたのに―――


―――離れられるはずなんかない――――




こんなに
こんなに愛してるんだから。



お互いに惹かれあってるのに、別れるなんて無理。



俺は遥の側へと一歩一歩歩み寄る。



俺は遥をそっと抱き締めた。

大好きな遥のほのかな甘い香りがする。



殴られた胸の傷が痛んだ。
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