続☆オカマに恋した☆
「ダメだよ…こんなの」


遥が俺の腕を振りほどこうとする。



俺はその力に逆らった。



ここで…ここで離したくない。



「ルール違反じゃん…」


遥の息が俺の耳に触れる。



困ってんの伝わる。



この数日どんなに考えても…どう考えても…


俺は遥から離れることなんか出来ない。



たまらなく思った。



遥に会いたくて…けど会えるのに話せないことを考えたら…


学校に行きたくなかった。
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