続☆オカマに恋した☆
「行か……なくちゃ……行かなくちゃ…」

携帯を拾い上げ、自分に言い聞かせるように、目を閉じつぶやく。



「どこに?」

遥の声に背を向けた。



何も…
もう何も…期待しちゃいけない。



光なんか微塵もない。
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