続☆オカマに恋した☆
目線の距離か……。
毎日のように話ししてると、あんま気づかないかも。
そんなん、大した距離じゃない。
十センチちょいとか。
心の距離の方がよっぽど、大事。
「モテるようにも、なったよね!!」
遥はひやかすように言った。
「へっ?…全っ然そんなことないって」
「でもでも、告られてるじゃん!」
遥は空を見上げて言った。
「カンケーないからっ!そんなの」
「余裕だね〜。
さっすがぁ!」
それでも遥は、ひやかし続ける。